兵庫県速報-ITジャーナリストの佐々木俊尚氏に聞く ネットでの誹謗中傷問題(上)実名の義務付け ネットの
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080103-00000001-jct-sciインターネット上の誹謗中傷にどう対処するか、政府やメディア、ブログなどで論議が高まっている。発言はどこまで許されるのか、匿名だから誹謗中傷が氾濫するのか。こうした疑問について、ITジャーナリストや弁護士らの論客に話を聞いた。3回にわたって特集する。
■ネットの問題は、プライベートとパブリックのあいまい
――評論家の池内ひろ美さん「殺害予告」事件で、被告の会社員男性(45)に厳しい有罪判決が下されました。2ちゃんねるへの書き込みは、被告が主張した「ネット掲示板の常識」に当たらないと断じた裁判官の裁定をどう思いますか。
佐々木 あの事件は、(被告が)捕まってしかるべきでしょう、と言うしかありません。書き込みは、法律の範囲内で許されるという線引きが、メディアと異なることがないということです。ネットでの問題は、プライベートとパブリックの境界があいまいになることにあります。例えば、居酒屋で同僚に「あいつを殺してやる」と言っただけでは、犯罪になりません。同僚とのプライベートな世界ですからね。しかし、ネット上では、プライベートと思っていることがパブリックになってしまいます。それが副作用を生んでいるのです。
――それは、具体的にはどういうか、説明して下さい。
佐々木 仲間内でしゃべっていたい彼にとっては、2ちゃんねるはプライベートな空間です。反応を返してくるのは身内、クローズなサークルの内部と感じているわけです...
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